自宅に使っていない自転車(ロードバイクやクロスバイク)はありませんか?
暑さや寒さに降参して、休眠中の自転車があればチャンスです。
使用していない自転車をエアロバイク化できます。
室内なら快適な環境で無理なく運動を続けられますよ。
(この記事は約2,600字です)
エアロバイクとは
エアロバイクは和製英語で、英語に訳すと「Exercise bike」となります。
まさに運動するための自転車ですね。
コロナ禍でトレーニングジムを回避する流れがあり、ロードバイクやクロスバイクが脚光を浴びています。
また、三密回避や危険防止のため、電車やバスの代わりに電動アシスト自転車で通勤する方も増えています。
しかし、ロードバイクは外気温の影響(暑さや寒さ)を受けるため、ちょっとお休みしている方も多いと思います。
エアロバイク化の方法
ロードバイクをエアロバイク化する方法は次のとおりです。
- 自転車ローラー台を設置
- 自転車にセンサーを装着
- トレーニング環境を調整
この3つのステップで室内にエアロバイクが設置できます。
エアロバイク化する良い点3つ
メリットは大きく3つあります。
- 自宅保管中の自転車を有効活用
- エアロバイクを買うよりも安価
- 室内の快適な環境で運動が可能
自転車の有効活用が大きなメリットで、デメリットは特にありません。
ただ、ロードバイクやクロスバイク以外の自転車の場合、ローラー台と合わない可能性があります。
ローラー台を買った後に、自転車に合わなかった場合、無駄な出費となってしまいます。
購入前に自転車に合うかしっかりと調べましょう。
自宅保管中の自転車を有効活用
ロードバイクは高額な商品です。
購入するときは多くのメーカーや車種を検討したと思います。
また、ロードバイクとの思い出もたくさんあることでしょう。
思い出のたくさん詰まったロードバイクを生まれ変わらせることができます。
エアロバイクを買うよりも安価
エアロバイクもピンからキリまであります。
買ってみたのは良いけれど、結局使わなかったということもあります。
特にトレーニングマシンは三日坊主で終わることが多い商品です。
ロードバイクをエアロバイク化すれば費用をぐっと抑えられます。
お試しという意味でも適していると言えます。
室内の快適な環境で運動が可能
暑い日も寒い日も室内で快適にトレーニングできます。
ペダルをこぎながら、YouTubeを観たり、本を読んだりすることができます。
本格的なローラーマシンを購入し、Wi-Fi環境を整えれば、インターネットで対戦することもできます。
ロードバイクをエアロバイク化することは大きな可能性を秘めています。
エアロバイク化に必要なもの
必要な装置は次の3つです。
- 稼働するもの(ローラー台、前輪台)
- 測定するもの(サイクルコンピューター、センサー)
- 補助するもの(靴、スマホホルダー、マット)
ここで注意点があります。
サイクルコンピューター(以下、サイコン)は市販されているものがたくさんあります。
しかし、サイコンで測定される距離の多くは、「GPS」を基準としています。
エアロバイク化した自転車につけても移動しないので距離は測れません。
よって、サイコンではなくスマホのアプリをお勧めしています。
稼働するもの(ローラー台、前輪台)
まず、ロードバイクをエアロバイクにするには後輪にローラーを設置する必要があります。
また、前輪を安定させるために前輪台(マグライザー)を用意します。
エアロバイクを初めて導入するなら初心者向けのローラーで十分です。
<初心者向け>
<初心者向け(ミノウラ社)>
<上級者向け(ミノウラ社)>
測定するもの(サイクルコンピューター、センサー)
ローラー台と前輪台があれば、エアロバイクとして使えるようになります。
ただし、それだけでは十分ではありません。
トレーニングは「測定」として記録に残すことが重要です。
そのための装置として、「サイクルコンピューター(サイコン)」と「センサー」が必要になります。
サイコンは車輪の回転数やペダルの回転数(ケイデンス)や心拍数を把握することができます。
センサーは距離、回転数、心拍数の数値を取得するための装置です。
サイコンでお勧めなのは「ワフー」というアプリです。
また、距離やケイデンスを図るためのセンサーは「XOSSセンサー」をお勧めします。
なお、心拍数を測定するセンサーは、「XOSS心拍センサー」をお勧めします。
これらのセンサーはBluetooth接続で簡単にワフーに接続できます。
補助するもの(靴、スマホホルダー、マット)
最後はあると便利なものです。
サイコン化したスマホを見やすくするために、スマホホルダーがあると便利です。
また、タブレットでYouTubeを視聴するならタブレットホルダーも必要です。
最後に、防音と床の汚れを予防するためにトレーニングマットがあると良いでしょう。
まとめ:室内で快適にトレーニング!ロードバイクをエアロ化
- エアロバイクなら暑い日も寒い日も室内の快適な環境の中でトレーニングに集中することができます。
- いきなり高価なエアロバイクを購入するのではなく、お試しで自転車ローラー台とセンサーだけで始めてみると良いです。
- 慣れてきたら、自転車ローラー台をアップグレードしたり、カスタマイズして運動を楽しみましょう。
<今回ご紹介したもの>